「日本の視覚障害者用ウェブ利用ソフトの機能調査」紹介

今年(2006年)3月に発表されていたものですが, 東京女子大の渡辺隆行教授を中心としたメンバーにより, 日本の視覚障害者用ウェブ利用ソフトの機能調査が取りまとめられています。

これは, 日本で使われている主な WWW音声化ユーザーエージェント(ホームページ読み上げソフト)が それぞれ, どのような機能を満足しているかについて調査したしたものです。

調査されている,ソフトは以下のものです。

  • HPR 3.02
  • HPR 3.04 SP3
  • PC-Talker 1.14
  • 95 Reader 6.0
  • JAWS 6.2

調査は, 以下の読み上げをチェックすることで 行っています。

  1. UAAG 1.0 Test Suite for HTML 4.01
  2. Flash及びPDFのテストファイル
  3. 日本語固有問題の調査用テストファイル

この調査の目的の一つに これまで曖昧だった日本の障害者用ユーザエージェントの機能を調査することによって,ウェブのアクセシビリティ確保におけるコンテンツ作者とユーザエージェント開発者の責任範囲を明確にし,アクセシビリティ向上を目指して今後進むべき方向への指針をたてる.という記述があり, 正に 現在必要とされている 調査だと思っています。

日本の視覚障害者用ウェブ利用ソフトの機能調査:渡辺隆行教授のサイト内

ここ数ヶ月, 私としては webアクセシビリティに関する情報収集を怠っていまして, インターネット新聞『JanJan』でユニバーサルデザインについて書いてある一連の記事(亀井貴也氏)のひとつ 「誰もが使えるもの(4) 「美しい日本語」を伝えるために」をきっかけに この調査資料を知ることができました。

文責 : 田淵

最終更新日:2006年09月18日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://knowledge-f.jp/mt/mt-tb.cgi/79

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)